2011年5月28日土曜日

浮き玉


我が Garden に飾ろうと、ガラスの浮き玉を探していたら、その奥深さにすっかりハマッてしまった。初めは、装飾目的で作られたカラフルなモノを探していたが、ネット検索している内、昔、日本の漁師達が、定置網や漁船の“浮き”として実際に使用中、不意に外れ、太平洋を何年、何十年も彷徨った末、アラスカの海岸に辿り着いた、というモノを収集して売っている人を発見。早速、9個程購入。中には、韓国製・台湾製も含まれて居たが、バラエティーに富んでるという事で許す。使用当時の編み縄が残ったままのモノ、編み縄が巻かれていた部分だけが砂に揉まれず跡を残しているモノ、丸ごと砂に揉まれ透明感を失ったモノ等、コンディションは様々。日本でも、北海道や沖縄等の海岸に打ち上げられている事が有るらしい。とは言え、殆どは、全国のコレクター達が、既に収集済みと思われる。日本のガラス製浮き玉は、何十年も前に、プラスティック製に職を奪われ、今では、漁村の倉庫で眠っていたり、骨董品として高価で売られている。私は、浮き玉の美しさも然る事ながら、縛られた生活から逃れ、荒波に揉まれてアラスカに漂流した、というストーリーが気に入った。いつの日か、浮き玉を探しに、アラスカでビーチコーミングしてみたい。

1 件のコメント:

ringring さんのコメント...

へぇ~、ちょっと神秘的な浮き玉、大きさは、どのくらいなのかしら?
どれも私の好きなブルー系のカラー!
孤島に流れ着いた古木を思い出しました。