ペルシャアイスクリーム

先日ライブを見に行ったMaz のツイートで知ったペルシャアイスクリーム屋さんに行って来た。 ショーケースを覗いていると店員さんが味見を勧めてくれ、先ずはそのお店の2大名物の一つ“サフラン&ピスタチオ”を戴いたところ、香りがとても高く何とも言われぬ美味しさで舌触りはジェラートの様。もう一つの名物“ホワイトローズ”もこれ又抜群の香りで、その後も次から次へと味見を勧められ、どれもこれも美味しくてやや興奮気味。で、結局は名物のサフラン・ピスタチオとホワイトローズをお持ち帰りにして、ジャスミン、ライチ、ザクロの3種類をその場で戴く事にしたが、キュウカンバーも忘れがたい。G氏はオレンジブロッサムに感動。

お持ち帰りしたアイスは大事に少しずつ戴いております。上の写真のウエハースに挟んで食べるのが通の様ですよ。

Yamashiro

ロサンゼルスに移り住んだばかりの頃、何度か「Yamashiro レストランに行った事あるか？」って知り合った米国人達に聞かれた。日本人の私との話題作りに気を使ってくれたのだろうが、日本から来たばかりでわざわざロサンゼルスの日本食レストランに行く訳無いでしょ、って思ったものだった。その後は特に訪れる機会も無く気にも留めていなかったが、昨年テレビのカリフォルニア名所紹介番組で取り上げられているのを観て、なかなか興味深い歴史が有る事を知る。だから、Groupon に対抗するGoogle Offer なるモノで“Yamashiro レストランにて$50 分の食事が$25” というのを見付けた時は迷わず購入。

そのクーポン使用期限が数日後に迫って来たので、遂にYamashiro へ。前日に予約を入れて置いた為か、案内されたのはロサンゼルスの街が一望できる絶好のテーブル。

Ahi Poke （マグロの漬けハワイ風？）をつまみにAsahi Dry を飲み、スッカリ気分が良くなった頃に出て来たメインディッシュの写真は撮り忘れました。

帰り際、店内を勝手に見学ツアー。鯉の泳ぐ池がある中庭を囲むテーブル席もイイ感じ。

離れには100年近く前に京都から運ばれて来たという二重の塔が有り、その周りは木・金・土曜のみバーとして開放される。チョットしたお持て成しディナーには持って来いのレストランかも。因みに、和食ではなくアジア風カリフォルニア料理でした。

ボランティア

昨日は、今週末から開催されるLA County Fair に向けて、G氏が所属する蜂クラブの出展準備をお手伝い。毎年恒例の出展で専用の小屋が昨年のまま残っており、基本は一年で溜まった煤払いや色褪せたペンキを塗り直したりの作業。日陰でペンキ塗りをしていた時は良かったが、その後炎天下で作業をしていたらチョット日射病気味に．．．そこで、休憩がてら小屋の周りを囲んでいた菜園を散策。

キュウリ畑に整然と組まれた誘導線に関心。

アーティチョークの花が満開。

小粒だがタワワに実るブドウが美味しそう。

これってニガウリ？

自家製オリーブ漬け、やってみようかなぁ～。

夏の旅 2012 ～番外編～

Paso Robles からの帰路、道路脇にアーモンドやピスタチオ農園が続くエリアで「直売所が有れば良いのにね」と話していると、“アーモンド有ります”の看板。そこは日本で云うサービスエリア的な所の様で、近付いて行くと何故かジェームス・ディーンの顔の大きな看板が見えて来た。経営者が亡き俳優の熱狂的なファンなのか？と思いきや、あちこちには“ジェームス･ディーン最後の立寄り所”と書いて有る。確か砂漠で自動車事故を起して亡くなったとは知っていたがどの辺りかは覚えていなかったので、土産物のラベルにまでしつこく書かれているのをチョット胡散臭く思ってしまった。

家に戻ってからネットで検索し、 確かにこの場所にジェームス･ディーンが事故で亡くなる直前に立寄ったと云う記録が残っている事、更には今回の帰路で通過した交差点が57年前の事故現場だった事を知る。彼の映画を始めから終わりまで観た事も無かったが、今回の経験で何となく興味が湧いて来た私です。

夏の旅 2012 ～後編～

Solvang を後にして向かったのはPaso Robles で開催されていたOlive Festival 。先日ダウンタウンにある小洒落たバーで食べた鮮やかな緑色のオリーブが忘れられず、このオリーブ祭りに行けば絶対に手に入るだろうと意気込んで向かったが、行って見ると売られているのはオリーブオイルばかり。

多数出店していたオリーブオイルのブースの中で特に賑わっていたのがこちら。 様々なオリーブオイルとバルサミコ酢を自由に試す事が出来、私は桃と林檎フレーバーのバルサミコ酢が気に入って購入。バニラアイスやヨーグルトに掛けて頂くのが楽しみである。

この日の終点はFranklin Hot Springs 。葡萄畑や牧場が続く広野にポツリと現れる湖、と言うよりは大きな池。色褪せて目立たぬ看板脇の細い泥道の先に錆びれたトレーラーや掘っ立て小屋が有って、Tシャツに短パン姿のおじさんが出て来た。実はこの人がここの所有者で、自分の土地に涌き出る温泉を安価で提供してると云う訳。

掘っ立て小屋の後ろには意外に大きなプールが有り、常時新鮮な温泉が噴き出している。片隅には大人6人程が入れる浴槽が有り、湖（大きな池）や夜には星空を眺めながらリラックス出来る。裏にはチョットしたキャンピングエリアが有り、2泊目はここに落ち着いた。翌日は夜をゆっくり家で過ごす為、早々と帰路につく。

夏の旅 2012 ～前編～

長い連休の無い今夏は2泊のドライブ旅行が精一杯。金曜の晩に家を出発し、向かったのは車で約2時間北西のCachuma Lake キャンプ場。到着した時には辺りが真っ暗で、前もって印刷してきた地図を頼りに停泊場所を模索するも空き地が見極められず、仕方無しにキャンプ場内の道路際で一夜を過ごす事に。こんな時に助かるのがTear Drop トレーラーで、どんな場所でも寝床の心配が要らない。

翌朝目覚めて外に出ると目前は湖。

このキャンプ場にはYurt と呼ばれる大小のテント小屋が七戸有り、どれも湖際に設けられていて眺めや雰囲気は抜群。人気なのは当然で、時期に寄っては6箇月前に予約済みとなってしまうらしい。自転車でキャンプ場を軽く一周し、早々に次の目的地へ。

更に北上し訪れたのは100年程前にデンマーク人集団が築いたSolvang という町。中心部には童話やテーマパークを想わせる建物が並び、土曜のこの日は観光客で大賑わい。

デンマークと言えばデニッシュ・ロールを初めとする焼菓子が有名で、この町にも多くのベーカリーが有ってどの店に入ろうか迷ってしまう。

こちらはデンマーク・チョコレートのお店。

デンマーク人集団が移り住む更なる昔は、スペイン系宣教師がこの地を訪れて先住民族Chumash に西洋文化 を推し進め、1804年には写真のMission Santa Ines が建立された。

笑う門には福来る

大笑いしたい気分の時はMaz Jobrani のスタンダップコメディが一番。数ヶ月前にPasadena のクラブで大笑いして来たばかりだが、この日はHollywood のコメディクラブ“Improv” へ出演すると聞き、またもや笑わせて貰いに行って来た。幼少の頃イランから移住して来たMaz の得意は中近東系移民のジョークで、題材にしている人達を傷付けない内容が好感的。

この日2演目にも拘らず10 pm の開場と共に満席。Maz のショーに出演するのは皆中近東系移民で、この日司会を務めたインド系の若手コメディアンはなかなか笑えたが、前座一人目のエジプト系女性はNG、二人目のイラン系男性は基本面白いんだけど時々観客イジメをするから好きになれず。11pm 近くになって待ちに待ったMaz がペルシャダンスを踊りながら登場し、一気に盛り上がる。録画禁止なのが実に残念。

パフォーマンス後は出口付近でファンを見送り、記念撮影もこんなにニコニコで応じてくれる気の良いMaz。また見に行くよ！

スイカまつり

今夏の出だしは涼し目だったロサンゼルスも、ここに来て本領発揮とばかりの暑さが続いているが、そんな時にピッタリのWatermelon Festival に行って来た。私はこのお祭りの存在を今回初めて知ったが、今年で51回目となる毎年恒例のイベントらしい。

入場料$5で甘～いスイカが食べ放題。

更に、スイカ、ピザ、$1札、飲料水等が当たるくじ引き券が一枚貰える。

スイカ祭りには欠かせない“種吹き飛ばし”コーナー。

飲食コーナーで黄色いスイカを振舞っていたBBQ屋のお姉さん。

米国のお祭りフードを代表する“揚げ物”は香ばしい匂いで食欲をそそるが、食後の胃モタレ確実なので遠慮させて頂きました。

ゲームや乗り物コーナーもお祭りには欠かせない。

残念ながらくじ引きでは当たらなかったが、$5 でこんなに大きなスイカを購入。余りにも大きいので、お犬様1号と記念撮影。

Take Me Out to the Ball Game

ここ数年オーナーの離婚裁判やファンの暴行事件、成績低迷で落ちぶれ傾向に有ったLA Dodgers だが、今シーズンからマジック・ジョンソン率いる新オーナー団に変わってイメージ一新を図ろうとしている。そこで、私も久々にドジャーズ・スタジアムでの試合観戦。

対戦相手はChicago Cubs 。 炎天下の午後1時10分試合開始で、汗がダラダラ止まらない。

全体的にはスローなゲームだったが、Dodgers が9回裏に6対6からサヨナラ・ヒットで勝利を決め、気分良く試合終了。

この日、先着30,000人に無料で配られたスナップバック帽。満足の一日でした。