2012年9月17日月曜日

敬老の日

帰郷してみると、日本は敬老の日による3連休中。到着初日、姪っ子Mちゃん幹事による敬老懐石ディナーにお相伴させて頂いた。場所は横浜関内駅前、真砂茶寮。築50年になる数寄屋造りの洒落た店構えがお料理の味を期待させる。


先ず運ばれて来た先付、点心。笹に巻かれていたのは鮭のお寿司。


続いて御椀、蟹真蒸。


向付は中トロ、金目鯛、雲丹のお造り。


次は煮物、鱧松。菊花の様な鱧がふわふわ。


八寸、鮎の真砂和え・菊枕。鮎の卵のプチプチとした食感が癖になる。


焼物、かますの砧巻き。添えられたホオズキが可愛く且つ美味しい。


いよいよの食事、鯛めし。一般的な炊き込みではなく、鯛のデンブが新鮮。


最後の菓子は珠菊。下に敷かれた菊葉の香りが爽やか。


アロマオイルではなく茶葉が焚かれていて、なにもかにもがお洒落。想い出に残るディナーになりました。Mちゃん、ありがとう。

2012年9月10日月曜日

続・夏の旅 2012 ~Red Rock Canyon~


June Lake Loop からの帰路で立寄ったRed Rock Canyon 州立公園は、航空・宇宙関係で名の知れたMojave 砂漠の北に在る。赤茶と緑色の縞模様になった地層や不思議な容に浸食した丘の断面が神秘的。


ここにもやはりキャンプ場があるが、50区画全て早く来た者勝ちで予約は出来ない。スペインの有名建築家ガウディの作品を想わせる様な丘の壁面に囲まれて、電気の通わぬ夜のキャンピングはチョット不気味。

2012年9月7日金曜日

続・夏の旅 2012 ~Bodie~


June Lake Loop から車で1時間ほど北上した山奥に突如として現れるBodie State Historic Park 。1859年、W. S. Bodey という人物がこの地に金の鉱脈を発見し、19世紀後半には人口が10,000人近くに達した時期もあったというBodie の町は、20世紀に入ってから急速に衰退 しゴーストタウンとなってしまった。その後1961年に国定歴史建造物、1962年に州立公園に指定され当時のままの状態で保存する努力が成されている。


何も知らずにこの地を訪れるとウエスタン映画のセットかと勘違いしてしまうだろう。


町の繁栄の要だった金鉱。


万屋には当時の商品がそのまま並んでいる。


1882年に建立されたメソジスト教会は現在屋根を修復中。夏には30°Cを超える暑さだが、冬には軒下まで雪が積もるらしい。歴史的建造物を維持するのは大変だ。

2012年9月6日木曜日

続・夏の旅 2012 ~Silver Lake~


Silver Lake キャンプ場に荷を解き終わった後、早速周辺を探索。湖畔では多くの人々が釣りに興じている。ニジマス等が釣れるそうで、我々も後で試す予定。


近くにはコンビ二兼カフェが有って心強い。


この地域では今でも物資の運搬にMule(ラバ)を使う事が有るらしい。


日没後のハイキング。


早朝の水面は波一つ無く鏡の様。


我々が朝食を追えた頃、鹿の群れが草を食べに現れた。

2012年9月5日水曜日

続・夏の旅 2012 ~June Lake Loop~

Inyo 国立森林公園には数え切れぬ程のキャンプ場があるが、目指したのは“June Lake Loop” という大小の湖を抜ける環状道路沿いの公営キャンプ場。いつもの事ながらギリギリまで計画を立てなかった為に予約可能な区画は完売で、残る“walk-in” と呼ばれる現地に早く着いた者勝ちの区画に賭ける我々。


国道395号線からJune Lake Loop に入り、先ず現れたJune Lake は透明で青々とした湖水が魅力。ここの湖畔には2つの公営キャンプ場があるが、予想通りどちらも空きは無かった。


次に現れしGull Lake にて。


望みを懸けるは62もの区画が有るSilver Lake キャンプ場。


残り僅か2区画で即決。こんなに眺めの美しいキャンプ場を逃す手は無い。

2012年9月4日火曜日

続・夏の旅 2012 ~Bishop~

先日の“夏の旅 2012” が今夏のメインイベントになると思っていたが、またまた行っちゃいました。今回目指すはカリフォルニア中東部、Inyo 国立森林公園。金曜の夜に自宅を出発し、午前1時を過ぎた頃、途中の Bishop という町にて宿をとる。


翌朝、 目的地に向け出発する前に少しだけ町を探索。前夜通り掛った時から気になっていたベーカリーは、そこだけ黒山の人だかり。中から出て来る人達の波を掻き分けやっとこさ入店すると、店内は“お菓子の館”とでも言おうか、パン、パイ、ペーストリー、クッキー、ドーナッツ、ジェラート、何でも御座れ。目移りしてどこから始めて良いのやら。


店員さんにお薦めを聞いたところシェパードパンと即答。それもその筈、よく見ると看板にそう書いてあるではないか。 その次のお薦めはチージーパンだそうで、オニオンやガーリック、ハラペーニョ味などが有る。あれもこれも購入したい気持ちを抑え、帰路でもう一度寄る事に決めてBishop を後にした。